このサイトにはPRが含まれています

【看護師】結婚後の働き方はどうしていますか?【回答:自分最優先で】

ご相談

匿名希望さん(20代・看護師)

こんにちわ。
初めて相談させていただきます。

私は来年に結婚予定の看護師です。
結婚後の働き方について教えてください。

具体的には何も決まっていません。
というよりも、私が母子家庭で育ったこともあり、結婚後がイメージできなくて、行動できない状況です。

ただ今の病院は辞めようと考えています。
残業が多く、休日も委員会や学会などで潰れることがあるからです。

そこでお聞きしたいのは、結婚後の職場はどのような優先順位で探したらいいですか?
皆さんのお知恵を拝見できれば幸いです。



回答

神谷さん(30代・看護師)

どもども。
永遠のアラサー(願望)看護師こと、神谷と申します。

ご結婚おめでとうございます!

結婚前は悩みますよねー。
何が正解か分からないし、判断基準もあやふやな時期ですから。

いやー。
そういえば私も悩んだ記憶があります(10年以上前ですがw)


当時の私にアドバイスをするなら、

「自分の都合がいいように考えろ!」と言ってやりたいです。

結婚して子供を産むと、ほんとーーーーーーーに忙しいです。
時間が本当に足りません。

「自分がどうやったら楽をできるか?」

これを考えてください。
結果として、それが一番家族のためになります。

メンタルやられて家族に当たり散らす女性もいますが、それは絶対避けましょう。
余裕が大切です。

お金の余裕
時間の余裕
こころの余裕

この3つは必ず確保しておきましょう。

前置きが長くなりましたが、ここから具体的な話をしていきます。

・お金の余裕はどうやって???

これは正社員一択です。
パートや派遣とは、金銭面の待遇が全く異なります。
給料、ボーナス、福利厚生、産休育休など。

まず年収が倍以上違います。
正社員300万~500万、パート100万~250万。
ボーナスや各種手当が大きく響きます。

それにパートは、扶養(103万円)の壁があって給料を伸ばせません。
扶養を外れると、税金、健康保険、年金が重くのしかかります。

もちろん旦那さんが稼いでくれるならパートでも良いですが・・・。

今は難しい時代ですよね。
うちの旦那は何度か転職して、私より給料低いです(ToT)

あとパートは福利厚生に制限があります。
特に産休や育休は、取れない話をよく聞きます。
法律上はパートでも産休取れるのですが、実際に取れる病院は少ないです。

まさに私・・・。
妊娠を伝えたら退職する流れになっていて、「産休取れますか?」って聞いたら、

「いやー・・・、子育て落ち着いたらまた面接来てー」

「えええぇぇ!!!!???」
「だって面接で確認しましたよね?」
「産休OKって言ってましたよね?」

「うーん、ちょっと今はねー・・・」
「ごめんねー」

「・・・・」

産休と育休が取れないと、経済的にメチャクチャ厳しくなります。
年200万くらいが入ってこないんですから。
それが3年間で600万。

正社員は必須です。


・時間の余裕はどうしたら???

若い子に人気の職場は避ける事!
基本的に、独身者と既婚者は分かりあえないので。

なので大きな総合病院系は避けた方がいい。

でも個人系は福利厚生が劣ります。
100床ほどの古くからある病院が意外とオススメ。

離職率が低くて、求人がなかなか出ないような。
スタッフの年齢層が高く、ほぼ既婚者ばかり。
しかも子育てを終えた看護師も多く、理解があるだけじゃなく、時間の余裕もあって、シフトの融通も利きやすい。

もちろんこうした職場に入り込むのは難しい(人間関係の意味で)

でも「郷に入れば、郷に従え」を貫けばたいてい大丈夫。

敵と思わせてはいけない。
人間(特に女)は「安定を壊すもの」として排除しようとするから。

でしゃばらず、古参の言う通りに業務するだけ。
「私は」とか「こうした方が良いと思います」とかイラナイ。
それだけでかわいがってくれる。

入り込めればこっちのもの。
若い看護師が少ないほど、融通が利きやすい。
産休や育休は、ライバルが少なく、取りやすい。

年子も許される。
暗黙の順番待ちもない。


※注意書き
マナーとしては育休後に退職しない事。

育休後に辞める人は多い。
けどそれはマナー違反。
職場は待っているし、そのために負担してくれているのだから。
恩を受けたら、それを返す。
当たり前。


・こころの余裕はどうしたら???
こころは、金と時間があれば、たいてい余裕ができる。

後は補足的にダンナ。

人間、慣れる生き物だから、扱いはどうしても雑になってくる。

適度にプレッシャーをかけておくこと。
「お前がいなくても、私達はやっていけるんだよ?」と

ダンナに依存し過ぎてはいけない。

特に収入面。
出産前後は「私は何もしてない・・・」という負の感情がどうしても出てくる。
ダンナへの負い目も出てくる。

だからこそ産休、育休で収入は確保しておきたい。
それに戻る職場があるのは、意外と大きな心の支えになる。

職場と関係ができていれば、たまに顔出すだけで、心がスっと楽になる。

子供を連れて行って喜んでくれるのは、やはり年配者。
うちも若い子がたまに赤ちゃんを連れてきてくれるけど、ほんとうにかわいいし、わが子が一番かわいかった時期を思い出す(遠い目・・・)

「子供をかわいがってくれる」のは母親として、とてもうれしい。
ストレスがふっとぶ。

そうした環境を作っておくのも大事。
職場がそうなら、自分が帰る場所を再確認でき、安心もできる(子育て中は孤独だから・・・)

若い子の多い病棟だと、こうはいかない。
表面上は「カワイイー」と言いつつ、裏では「自慢ウゼー」と悪口大会だったり。

こころの余裕の意味でも年長者の多い職場が良いと思う。



・まとめ
職場の優先順位は、自分を最優先に。

自分が楽になる職場を選ぶこと。
それが必ず家族のためになるから。

お金の余裕、時間の余裕、こころの余裕。

ババアが多い職場が良い。
入り込めれば本当に楽だし、助けてもらえる。

古くからあり、求人が出てない病院がねらい目。
離職率が低い。
つまり待遇が良く、ババアが多い。

自分で電話をかけまくるか、転職サイトに頼んで聞いてもらう。
こうした穴場の職場は、地道な行動で見つかる。

これが幸せになれるコツ。
ガンバレ!!!!!